Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

ワンコインランチ(ロースかつ定食)

 今月は海外出張が重なり、まだ1回目が終ったばかりなのに体力的にしんどくなった。ただ体重の方は先日ご紹介したように減ってはいない。それでもここは一丁、元気をつけるランチを食べたいものだ。(・・・と言い訳) この日は午前中が忙しく、午後2時から霞が関での会議である。昼時を過ぎて、少し空腹を抱えて新橋駅に降り立った。

 
 元気が出るランチというと新橋のSL広場付近で言えば、「かつや」。覗いてみたが割合混んでいる。同じビルの「小諸そば」という気分では、今日はない。少し行けば「日高屋」も「リンガーハット」もあるのだが、海外出張時のラウンジで読んだ某週刊誌「危険な外食」に、両者が挙げられていた。この記事は主に塩分を見ていて、一日あたり5gが妥当な値らしいがこれらの店のメニューは1食で10gに迫るものもあるとのこと。
 
 そういうことを刷り込まれると、なかなか足が向きにくい。霞が関方面に歩いて行きながら、見つけた「松乃屋」に入ることにした。すでに2回紹介しているが、いずれも丼メニュー。今日は原点ともいうべき「ロースかつ定食」(530円)を食べたい。

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 塩分以上に油分も危険かもしれないのだが、この際それは気にしないことにする。午後1時をだいぶ回っていたにもかかわらず、店内は割合混んでいる。少し待たされて、これが出てきた。ご飯にわかめが具のみそ汁、あとはロースかつとキャベツの千切りだけのシンプルな定食である。からしは遠慮して、甘めのとんかつソースをかけていただく。キャベツにソースやドレッシングはかけないで、素の味を味わうのが好きである。ドレッシングそのものも、相応のカロリーもあるし。
 
 さっくりジューシーのロースかつ、以前はヒレかつのほうが好きだったのだが脂身が適当にあるロースのおいしさが最近分かるようになってきたかなと思う。子供のころは脂身が嫌いだったのだが、これが旨味と思えるようになるのに50年かかったということかも。成長の遅いNINJAです。その分長生きさせていただければ、と思います。