Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

新ビジネスクラス「The Room」(後編)

 プライベートでは、今年の夏家内とローマ旅行をしたときに、カタール航空ビジネスクラスで個室仕様のものは体験済み。なかなかいいフライトだったが、食事が全部ハラル対応だったり、ワインの品揃えが豪華だけれどピンとこなかった。

https://nicky-akira.hatenablog.com/entry/2019/06/28/140000

 そんな個室ビジネスクラスが、今回は慣れた日系航空会社で経験できる・・・期待は高まるばかりだった。

 

    f:id:nicky-akira:20190912070421j:plain


 乗り込んで最初にしたのは、専用マニュアルを熟読すること。シートベルトが3点式になっていたし、読書灯など明かりのスィッチが多くなった。小物入れには文庫本や携帯電話が入るスペースがあるし、USBなどの充電設備も充実している。ヘッドホン端子はシートの両側にあって便利なのだが、僕のシートの窓側端子は雑音が大きい。この機体の商業フライトは始まったばかりだし、まだ小さな初期不良が残っているようだ。僕の隣の席は全くリクライニングしないということで、使用停止になっていた。

 

    f:id:nicky-akira:20190912070549j:plain

 離陸してしばらく経ち、食事が始まった。スクリーンの前に広がるテーブルも、大型でグラスやアミューズのお皿が小さく見えるくらい。このフライトのスペシャルワインはオーストラリアのフルボディ赤ワイン「Fox Creek」だったので、メインを牛ステーキにした洋食メニューを選んだ。横幅のあるシートや脇机のおかげで、食事中もスマホを置いておいたり、機内カタログなどをそばに広げておけるのがいい。これはもう「気分はファーストクラスやね」と思った。

 

    f:id:nicky-akira:20190912070254j:plain


 たっぷり食べてベッドを作り、寝酒としてジョニーウォーカーの青ラベルを頼んでスライドドアを閉めた。大型スクリーンにフライトマップを輝度を落として映し、青ラベルをなめながら徐々に眠りについた。このフライト素晴らしいね・・・今後ビジネスクラスは他の路線もこうなっていくのだろう。僕が飛びまわれる時間はもう残り少ないのだから、早くお願いしますね。特に頻度の高い、成田・ワシントンDC便を。あ、そうそう。その時は羽田・ワシントンDC便にしてもらえれば、もっといいです。