Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

横浜家系ラーメン「壱角家」

 東京・熱海間を通勤しているし、川崎や横浜近辺にも出かけることはある。小田原は休日に買い物に出かける街でもある。このあたりで時々見かける派手な看板のラーメン店、「横浜家系ラーメン」と書いてある。猫舌ゆえラーメンよりは焼きそば系、もっと言うと炒飯が大好きな僕はあまりそそられない看板である。

 

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 ただ今日は「お盆休み」に入る前の週、暑い上に結構仕事で殺気立っている人も多いようでお昼をどうしようか悩みながら東京駅八重洲北口まで来た。12時にはちょっと早いのだが、いつもの「小諸そば」の前には長蛇の列。手前の「富士そば」も同様である。すこし東に行ったところの「松屋」も人があふれている。いつもなら13時過ぎまで待つのだが、今日は朝早くから会議をしていて朝食は軽くしか食べていない。13時までは持ちそうもないので、何か食べたい。

 

 目についたのが「松屋」と「小諸そば」の間にある「横浜家系ラーメン壱角屋」。割合空いているようで、これが縁かなと入ることにした。初めての店なのでスタンダードなものを食べることにして、塩ラーメン普通盛り(730円)の食券を買った。ついでに(これがよろしくない)明太子ご飯(250円)も食べよう。

 

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 ここでは麺の固さやスープの濃さが選べるようだが、上記の理由で全部普通。カウンターの空いていた席に座って5分ほど待って出てきたのがこれ。スープはとんこつ系で乳化している。麺は太めのちぢれ麺、ウズラの卵がこの「壱角屋」の特徴なのだという。スープは熱くはないが僕の好みからは辛めで、ご飯があるといい具合になるだろう。明太子はたっぷり、体重のことさえ気にしなければもう少しご飯が欲しいところだ。ラーメンにいい香りの海苔が3枚はうれしいが、チャーシューはいまいち。

 

 新しい食べ物に出会えたので、いろいろ試してみよう。調味料の棚にタマネギのみじん切りがあったので、スープに加えてみた。いろいろな食べ方ができ、常連なら自分のスタイルを持てるだろうなと思った。あとでツウの人に聞くと、「壱角屋」は家系の中でも異端児なのだという。「あれを食べただけで家系はこんなだと思っちゃいけないよ。本家の吉村屋のを食べてからだね」とのこと。うーん、奥が深いようなのだけどラーメンに入れ込めるほど若くはないのですがね・・・。