引き合わせてくれる人があって、原子力政策に詳しい大学教授と昼食を共にすることになった。選んでもらったお店は、丸の内北口の丸の内ホテルにある「ポム・ダダン」、フレンチレストランである。職場には近いし、暑い中歩いていくのも楽だなどと不精なことを考えながらホテルのエレベータに乗った。
かなり以前この店で外国人と会ったことがある。便利な所ではあるが、それ以来ご縁は無かった。ちょっとお高いし･･･。丸の内ホテルのフロントは７階、その前を通り過ぎて階段を登ればと思ったら、階段は閉鎖中、客室用エレベータで８階まで上がる。
僕は原子力政策にはまるきり知見はないが、原子力プラントもかなり前からＩＣＴ制御になっていることは理解している。インターネットにつながっていない機器でもウィルスに感染して誤作動することは十分に考えられる。
このような例としてよく取り上げられるのが、昔イランの核関連施設で起きた遠心分離機の停止問題。CIAが作ったマルウェアで当該施設が停まったことはよく知られているが、いまだにどういうルートで感染したのかなど詳細は公にされていない。
このような無粋な話をしながら、我々３人が選んだのは7/1から始まったという夏季特別メニュー「サマーピーチフェアのパスタ＆スイーツ」、前菜に続いて桃を練り込んだ冷製パスタがやってきた。オクラ、トマト、生ハムに桃の切り身も添えてあっていかにも清涼な雰囲気である。おそらくオリーブオイルが掛けてあるのだろう、食感が非常にいい。パスタはほんのり甘い味がした。
お店の中は女性客とビジネスマンでほぼ半々、どう考えてもこのメニューは女性向きですが、ICT屋のおじさんも食べさせてもらって嬉しかったです。
