Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

10日後の成田空港へ

 旅行の予定をずいぶん前に組んでしまったから仕方ないのだが、カタール航空で成田空港へ降り立ってから10日目にもう一度成田空港で帰国することになった。ワシントンDCへの往路はそれなりに緊張しているのだが、帰路ともなると旅行の帰り道と気分的な大差はない。慣れた青い日系航空会社のサービスを受けながら、ふとカタール航空のことを思い出していた。

 

 カタール航空ビジネスクラス、設備は一流以上だ。ワインリストも、カタログ的にはすごい。食後にもう少し飲もうとチーズプレートを頼んだら、ものすごく豪華な盛り合わせが出てきた。先日成城石井で似たようなセットを見かけたが、1,500円くらいした。ただ、これに合うワインはと聞いてもお酒が禁忌のCAさんにわかるはずもない。名の通ったものを注文するのだが、注いでくれる時もおっかなびっくり。まるで注いでいることそのものでアラーに叱られるとか、もし注ぎそこなって自分の手にかかろうものなら雷に撃たれると恐れているのかもしれないほど及び腰である。

 

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 今回はそんなことはない。往復同じクルーなので復路はもう顔なじみのCAさんに、特別に積んだワイン(1~2本のサプライズ品)を教えてもらい、それからディナーメニューを選ぶことができる。オーストラリアのエンジェルズ・シェア2017(赤)があったので、メインを牛フィレ肉のステーキにした。帰国の朝になると、英語の呪縛や緊張感も解けてきて食欲が戻ってくる。それでも軽食で済ませてフライトに乗ったので、若い時の70%くらいは食べられそうだ。

 

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 白ワインでアミューズから海老とホタテ、アスパラガスの前菜を食べ、スペシャルな赤ワインとメインディッシュを待った。厚めのフィレ肉がミディアムレアくらいの焼き加減で出てきた。ソースは「スパイシーな和風」となっていて、ちょっと醤油っぽい味である。もともとわさび醤油でステーキを食べるのが好きなので、違和感はない。

 

 ゆっくり味わって、食後にチーズプレートも頼んだ。当然赤ワインの追加も・・・。カタール航空のそれとは半分くらいの量だったが、これで十分。レジャーでも仕事でも、帰路の航空会社はやはり日系がいいですかね。またお世話になります。