Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

禁酒日のディナー(牛皿麦とろ定食)

 梅雨前線の停滞で、日本列島水浸し状態である。それでも気温の方はあまり下がらず、蒸し暑さが堪えるようになってきた。こういう時期には、ネバネバものが体にいいとしたものだ。そんなことを考えて八重洲の地下街を歩いていたら、新しい「吉野家」の店を見つけた。

 

 地下街を上がったところにあった店舗が無くなったのを残念に思っていたのだが、ここに出店してくれたのはありがたい。売り出し中なのは、「牛皿麦とろ定食」。これはいいなと思ったのだが、今はランチの時間帯ではない。残念だか、ここは出直し・・・。

 

 この日の夕方オフィスを出て、今日は禁酒日にしようと思った。まだ日は高いので帰り道のどこかでディナーをと思っていたら、なんだかネバネバものが食べたくなった。そこで小田原駅で降りて、駅前の「吉野家」に行くことにした。

 

 駅前地下街「ハルネ」を抜けて海の方へ50mほど。交差点に「すき屋」があって、その先にあるウナギの寝床のような細長い店舗がそれ。午後7時ころだが、客の入りは3割ほど。さっそく「牛皿麦とろ定食」を頼んだ。

 

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 左上が牛皿、これで牛丼一杯分くらいの具だろうか。右上がとろろ、少し刻み葱が入っている。右下がオクラにシラスが入ったもの。左下のご飯は二層構造になっていて、上層が麦飯、下層が普通のご飯である。全部麦飯にするのはコストの問題があるのだろう。あるいは全部麦飯だと、嫌がる人もいるのだろうか?

 

 とろろに少しだけ醤油を混ぜ、麦飯の上に垂らした。オクラはよく練って、これに納豆があると「三ねり」だななどと考えながらオクラから食べ始めた。オクラととろろはさっぱりとした味わい。これなら蒸し暑さで参っている胃腸にも良さそうだ。時々牛皿をつまんで、コクを出す。この組み合わせ、なかなかいいと思った。

 

 経営的には苦しい「吉野家」だが、新メニューへの挑戦など企業姿勢は買えると思う。株価はやや低迷気味だけど、株主は続けますよ。