Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

「Chablis」の季節

 5月というのに7月並みの暑さ、北海道で39.5度を観測、熱中症で搬送多数・・・と騒ぎになった熱波もトランプ先生と共に去り、日本は平静を取り戻した。とはいえ、暑い季節が近づいていることは間違いがない。やはりきりっと冷えた白ワインの出番だよね、ということで注文しておいたワインが届き始めた。

 

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 クレジットカードのポイントで、1,500~2,000ポイントと交換に5~6本のワインが貰える。また青い日系航空会社のマイレージでは、10,000マイルでやはり5~6本のワインに交換できる。そう思って両社のサイトでワインを選んでいたら、20,000マイルで「Chablisの5本セット」が貰えることに気づいた。

 

 さっそく発注して、届いたのが上の写真。全部ボルドー産で特徴あるなで肩のボトルだ。ボルドーというとどうしても赤ワインの印象が強く、白ワインはアルザスとかラインガウ、フランケンといったドイツ寄りの産地が思い浮かぶ。これらも美味しいのだが、航空会社が自信をもって進める白ワインを飲んでみようというわけだ。

 

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 現にそのうちの1本には、「ANA First Class」とのシールが貼られている。今日はそれを冷やしておいて、魚介系のディナーに合わせようと思う。家内に「First Classは乗ったことないでしょ」と揶揄されながらも、せっせとテーブルセットアップをする。最近はプレミアム・エコノミーが増えてきて、ビジネスクラスが最高というフライトも多いのだ・・・と小声で反論しながら。

 

 前菜として自家製の島ラッキョウの塩漬けなどでビールを呑み、写真にあるムール貝のトマトソースをはじめ、冷蔵庫にある魚介の食材を1枚のプレートに盛り合わせたメインで「Chablis」をいただいた。芳香強すぎずさっぱりとした味わいで、これはワイン界の「上善如水」ではないかと思った。有名なソムリエなら「初夏の渓流のような」とひょうするかもしれない。ごちそうさまでした。