Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

浜名湖花博15年目(前編)

 浜松市は「花と緑の街」が売り物、温暖な気候だし浜名湖をはじめとする多くの水場・水源があり植物の育成には理想的なところだ。古くは「遠江」と呼ばれ、京に近い琵琶湖(近江)と並び称された湖が浜名湖である。ここで15年前、浜名湖花博という国際博覧会が開かれた。

 

 僕ら夫婦は園芸が好きなので、ゴールデンウィークだったと思うがこの博覧会に出かけた。・・・実は写真が残っていないのでその時のことは記憶に頼るしかない。いろいろな展示があったが、人込みもひどくて花の美しさは覚えていない。僕らが行った会場は今は「浜名湖ガーデンパーク」という名前で市民の憩いの場になっていると聞いた。

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 それがこの春、花博15周年を記念して特別展示をするというニュースが入ってきた。懐かしさもあって、二人で出かけることにした。最寄り駅はJR東海道線舞阪駅で、週末は駅からガーデンパークまでシャトルバスが運行されることがわかった。熱海駅から舞阪駅までは所要90分ほど、シャトルバスを30分ほど待ち、10時半ごろには現地に着いた。天候は快晴、日差しはもう夏のものだし湖の照り返しもあってまぶしいし暑い。

 

 パークそのものは入場無料、入り口でMAPをもらった。一周徒歩で1時間くらいかかるという。入り口近くの広大な芝生では、グラウンドゴルフに興じる人が大勢いる。木陰にシートを敷いて座っている人も、小さなテントを張っている人もいる。色とりどりに咲き誇る花壇を抜けていくと、展望塔があった。エレベーターで上がってみて初めてその広大さが実感できた。水路を挟んで向こう側にある国際庭園を見下ろしたが、その先にパークが延々ひろがっている。

 

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 水路を時々観光船が通る。家族4~5人で乗れる自転車もある。ゆっくり見て回っているうちに、徐々に家族連れが増えてきた。国際庭園は15年前の博覧会の時にもあったと説明書きにあるが、僕には記憶がない。中国・韓国・ネパール・イギリス・イタリア・オーストリアなどの庭園を模したものが、ちゃんと管理されて維持されている。

 

<続く>