１年弱前に、田園調布駅前のカジュアルイタリアンレストラン「パスタR1」に誘ってもらって、滋味深い料理を堪能した。今回、メニューが新しくなったということで、もう一度味わう機会をもらえた。
僕は都内で別の用事があり、家内とは田園調布駅ビルで待ち合わせ。このビルのテナントにも変化があった。本館２階の奥には大きな書店があり、入り口には園芸店があった。この２つが入り口近くに移り、園芸店などは半分テラスにはみ出していた。奥のスペースを占めていたのがドラッグストア。
高級住宅地の代表格のように伝えられるこの駅でも、書店に代わってドラッグストアとは、時代の流れを感じさせる。駅前、西に向いた放射状の道路のかなめの位置にある厳めしい門はそのままだが･･･。
４人テーブルに案内され、コースを頼んでもらっていたようで、シャンパンで乾杯するうちに、一皿目が運ばれてきた。ポークの切り身は多分蒸してから冷やしたもの。アイスバインやハムとは違った舌ざわり。振りかけられたチーズと、下に敷かれた季節の野菜をからめて食べる。洋からしが添えられているが、僕はちょっと苦手なのでパス。
色とりどりの野菜にはハーブが和えられていて、香りがいい。たちまち食べてしまって、シャンパンも空いたので、次は白ワイン。二皿目は、アスパラのポーチドエッグ添え。軽くあぶったアウパラにいわば温泉卵と化したものを添えて、これをソース代わりにする。チーズなどを粉末状にして振りかけてあるのは一皿目と同じだ。
昨年は、トマト＆モッツアレラサラダを前菜に、パスタをメインに選んだのだが、今日のメニューはそれよりずっと手の込んだもののようだ。
＜続く＞
