Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

Four Season'sでのディナー会合

 この日は、米国の業界団体主催のディナーに呼んでもらえた。指定された場所は、最初は神谷町南の「東京アメリカンクラブ」だったのだが、1週間ほど前になって「Four Season's」に変更になったとの通知が来た。18時からレセプションが始まり、ディナーは19時から、22時までは「二次会」会場まで用意するという長丁場だ。

 

 神谷町よりは東京駅八重洲のこのホテルの方が、帰宅のことを考えてもありがたい。もちろんしばらく前に開業したこのホテル、まだ入ったことがないので二重に嬉しい。ただ難点は、一体どんな人たちが集まってくるのか不安なこと。多分大半のコミュニケーションは英語になるだろうから、ディナーの終わり(デザート)まで僕のPoorな英語脳がもつかが心配である。

 

 会場フロアにはレストランのほか、2つの個室があって狭い方のRoom1でレセプションが始まっていた。今日の出席者は50人弱のはずだが、じきに「イモ洗い状態」になった。知り合いも何人かいてくれてほっとする反面、やはり参加者の半分は外国人だ。

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 主催者がこの会合の趣旨を(英語で)述べた後、全参加者が短い自己紹介をする。まあこういう場も増えてきたので、一方的にしゃべるならばなんとかこなせる。その間に出てきた前菜は、サクラエビのクネルだとメニューリストにある。残念ながらサクラエビの姿は跡形もない。

 

 続いて指名された人が短いプレゼンを行い、あとはチャタムハウス・ルールに則った議論になった。米国人が中心になって話すのだが、東南アジア系の人も黙ってはいない。最初は冷静に話していたひとたちも、アルコールが効いてくるにつれ「口角泡を飛ばす」状態になってきた。僕はビールに続いて白ワインを頼み、ところどころしかわからない早口な英語を聞いている。

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 二皿目はヒラメのカルパッチョ、多くのハーブや野菜がヒラメを覆っていたが、食べ始めると結構な量があってほのかな味わいとともに満足した。フランスの白にもよく合う。メインは牛肉のソテーだが、これの量は多くない。小食な日本人に合わせてくれたのかもしれない。

 

 デザートはデコポンの皮を器にした、クリームとデコポンの実の和え物だった。最後まで美味しいと思った白ワインで通し、なんとか最後まで英語脳は「真っ白」にはならなかった。久しぶりに会う人もいていい会合だったが、もうちょっと積極的に発言したかったとも思う。まだまだ勉強やね。