Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

欧州への旅

Noble Suiteを探して・・・

中国国際航空の機体は、ローマ郊外のフィウミチーノ空港に定刻から約30分遅れて着陸した。陽の短いこの時期、すでに真っ暗である。欧州の中でも南に位置するローマでも、午前7時半に日の出、午後4時半に日没と昼は短い。 今回選んだアパートメントは、中央…

中国国際航空のビジネスクラス(後編)

羽田・北京のフライトは定刻に到着、ここから僕らの「北京アドベンチャー」が始まる。何しろ家内はローマのコンドミニアムで使う調理器具(そのなかには短い刃物もある)や僕にもよくわからないものを持っている。僕もこの記事をご覧になる方には分かるよう…

中国国際航空のビジネスクラス(前編)

朝5時に品川プリンスで目覚めた。もちろんまだ真っ暗。アネックスタワーの22階からは、五反田方面の明かりが良く見える。6時ころの羽田空港行きに乗れば、空いている時にチェックインできる。いつものスターアライアンス系ではあるが、恐らく初めて乗る、…

エールフランス・ラウンジのシャンパン

早めにドゴール空港に着いた。この巨大な空港はまだ増殖していて、第三ターミナルらしきものが造成されているだけではなく、メインの第二ターミナルも、2A・2Bの開業も近そうだ。空港直行バスが各ターミナルを回るので、その様子がよくわかる。往路の時…

黄色いベスト

OECDのフォーラム2日目は、金曜日の午後1時半に終了する。今回の赤い日系航空会社のフライトは、ドゴール空港を午後7時に出るから、その日のうちに帰路につくことができる。普通ならもう一泊してフォーラム関係者と夕食や会合をし、翌日お土産など買って…

ポルト・マイヨのプチホテル

今回のパリ出張、目的地は市内16区のOECD本部である。何度か行って馴染みのある12区リヨン駅周辺とは違って、土地勘のないところだ。市街でも西の端にあたりエッフェル塔よりさらに西、最寄り駅でいうとラ・ミュエットになる。まさにその場所というわけでは…

しばしヴァイツェン呑みおさめ

1週間のフランクフルト滞在も、今日が帰国日。昨年から三度目だし、アパートメントは二度目で気に入ったところだったし、自宅に帰ってきたようにくつろいでしまって、何かあっという間だった。次はもう少し滞在日数を延ばせないか、と思う。 お土産も詰めて…

「桜水」の思ひ出

まだ30歳代だったころ、何の因果かドイツの企業と合弁するプロジェクトに巻き込まれてしまい、1年のうちの3カ月をドイツの田舎町で暮らす羽目になった。僕が巻き込まれる前から、このプロジェクトは事業所長の強い意志で進められていたらしい。たまたまそ…

Hochster城再訪

昨年秋のフランクフルト旅行でのハイライトは、市街の西端にある「Hochster城」への小旅行だった。マイン川とニーダ川の合流点に、高い監視塔と川を弓の射程に収める広いテラス(ここに射手を配置する)を持つ収税のための城である。 今回は隣町ヴィースバー…

Bornheim-mitte駅の市場

パリの市場として有名なのはバスティーユの市場だが、週2回しか開催されない。フルに場所が埋まるのは土曜日だけである。パリへの旅行時、街をあてなく歩いていてバスティーユの北レピュブリック広場で同じような市場を見た。何軒かバスティーユで見た出店…

Biebrich城への旅(3/終)

広大な庭園に比べると、城館の方はもうひとつ風情が足らなかった。白壁に濃いめに茶色に塗った柱で、シンプルでのっぺりとした建物だった。城館の目の前をラインガウ通りという片側1車線の道路が通っていて、バス停もある。川沿いの遊歩道のようなもののあ…

Biebrich城への旅(2)

秋が深いとはいえ、この日はすっきり晴れ渡った好天、公園には鳥のさえずりや羽音がする。リスと思しき小動物が、落ち葉の積もった地面を駆け抜けていく。人気はほとんどないが、散歩する人、ジョギングする人、自転車の人がときおり通る。 道路を清掃する車…

Biebrich城への旅(1)

フランクフルト中央駅から近郊鉄道(Sバーン)に乗って40分くらい西に向かっていくと、マインツというライン川沿いの街がある。この上流でライン川にマイン川は合流している。マインツからは、ケルン・デュッセルドルフ汽船という会社が、いわゆるライン下…

進化する食卓

今回のフランクフルト滞在、使い勝手のいいキッチン(家内談)をフル利用してやはり一度も外食はしなかった。朝食もホテルでは摂らなかったので、その分のお金でいいワインを味わうことができた。しかし毎度同じものを買って来て、飲んだり食べたりしていた…

フランケンワイン

今回の滞在も、よく飲んだ。健康の証であると、自分たちでは思っている。到着早々、アパートメントの部屋を自分たちなりに改造し、荷物を納めたらさっそく買い出し。もう日は暮れてしまっているが、旧市街の目抜き通りは昼間並みの人通りである。そういえば…

マイン川の霧

僕ら夫婦は、よくフランクフルトにやってくる。秋のドイツも落ち着いていて気にいったので、今回は前回より少し遅く、11月に入ってから1週間の滞在をすることにした。滞在先に選んだのは、フランクフルト中央駅からトラムで2駅ばかりのアディナ・アパート…

海外出張ダイエット・・・ならず

4泊6日の英国出張、朝紹介したように勉強にはなったのだが、普通なら海外出張すると減るはずの体重が増えてしまった。例えば来週に予定されているワシントンDCの出張だが、ホテルは朝食なしのものだし、公式の会食も1回/日を越えることはない。朝食はス…

新ビジネスクラス「The Room」(後編)

プライベートでは、今年の夏家内とローマ旅行をしたときに、カタール航空のビジネスクラスで個室仕様のものは体験済み。なかなかいいフライトだったが、食事が全部ハラル対応だったり、ワインの品揃えが豪華だけれどピンとこなかった。https://nicky-akira.h…

新ビジネスクラス「The Room」(前編)

疲れたけれどとても勉強になったカンタベリー・ケント大学での会合も終わり、あとは無事に帰国するだけ。ヒースロー空港はロンドンの西側にあるので、東海岸に近いカンタベリーからはロンドンの南を廻る高速道路に乗ってゆく。ランチ後ロンドンへ帰る人たち…

バッキンガム宮殿へ(後編)

まだ朝の9時前、気温は9月だというのに15度前後。行き交う人の中には、薄めとはいえコートを着ている人もいる。並木道の南側の塀には、厳重に鉄条網が巻いてある。もう宮殿の敷地なのだ。ジョギングしている人に追い抜かれながら、ゆっくり歩いて行くと大…

バッキンガム宮殿へ(前編)

イギリスと日本の間の時差は、この時期は8時間。1/3だけ生活をずらすというのは、慣れてくるとそれほど難しくはない。今回の往路のフライトはあまり眠れなかったけれど、早めに軽く夕食を摂って眠ってしまえばいい。パブから帰りシャワーを浴びてベッドに入…

本場のFish & Chips

イギリスの地を踏むのは2年ぶり、前回はブリュッセルからロンドン入りし、1泊しただけで慌しく帰国した。その時立ち寄ったのが、先日紹介したNCSC(National Cyber Security Center)だった。その時もヒースロー空港のイミグレーションの意地悪さには閉口…

リヨン駅の新しい楽しみ

去年は2度、仕事でパリに行った。今年も3月に行きもう一度くらいは行くことになりそうだ。黄色いベスト運動はパリそのものでは収束しつつあるが、フランス全土ではむしろ拡大しているという。マクロン大統領の求心力低下が目立つわけで、いいニュースは多…

帰路の26時間で感じたこと

長いようで短かったローマ滞在も終わり、あとは無事に帰るだけ。午後1時にホテルを出て、フィウミチーノ空港へ向かう。日本時間では午後8時である。往路は自宅を出てからチェックインまで約29時間かかった。帰路はそれよりマシとはいえ、帰宅は翌日の午後1…

共和国広場「COTTO」(後編)

前菜としての「タルタルステーキ」で十分近く満足してしまって、白ワインの進みが早い。少しづつカラシソースを混ぜて味に変化を付けるのも面白い。僕は洋ガラシが苦手なのだが、今回はそれを感じない。料理全体を気に入っているからだろう。でもこれはあく…

共和国広場「COTTO」(前編)

アッピア街道から戻り、最後にとチルコ・マッシモからテヴェレ川の対岸まで散歩して、そこから75番のバスに乗りテルミニ駅まで戻ってきた。ホテルで少し休憩して、最後のディナーに出かけよう。きょうこそは外せない。めぼしは付けてあって、共和国広場の周…

アッピア街道の古い教会

明日は帰国便に乗るという、実質的な最終日。少しエクスカーションしようと、アッピア街道沿いの古い教会を見に行くことにした。使途ペテロがローマを脱出しようとして現れたキリストに「主よ何処へ?」と問いかけられたという伝説のところ。キリストの啓示…

テルミニ駅「Roadhouse Restaurant」

今回はキッチン付きでないホテルなので、外食の機会もあった。ただテルミニ駅の僕らのホテルの周辺は結構猥雑なところで、Webで見ても付近のレストランの評判が良くない。特に日本語メニューなど用意して、一見の(たぶん2度と来ない)観光客狙いの店が目立…

テレサテヴェレの植物園

初日に買った1週間の公共交通機関共通乗車券の威力は絶大である。早めにトラムの各路線に乗って街の概況をつかみ、急ぐときは(車窓は見えないが)地下鉄を使うことでいろいろな場所を訪れることができる。ただ、トラムや地下鉄の路線から少し外れたところ…

サンタンジェロ城

サン・ピエトロ広場の圧倒的な群衆と照り付ける日差しから逃げるように、僕らはサンタンジェロ城に向かった。広場から東へ500mほど行ったところにある大きな城郭がそれ。実際この城はヴァチカンの避難所であり、先日紹介した「ローマの略奪」のおりには、ク…