Cyber NINJA、只今参上

デジタル社会の世相をNINJAの視点で紐解きます。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

羽田空港のVIPルーム

真夏が戻ってきたような暑さのなか、今日は上着を抱えて羽田空港までやってきた。なぜ上着が必要なのかというと、僕には珍しい公式行事のある会合に出席する出張だからである。また予報によると、行く先の最高気温が20度に届かない日もありそうだからでもあ…

祝、大野投手のノーノー

中日ドラゴンズの大野雄大投手が、昨日の阪神戦(ナゴヤドーム)でノーヒット・ノーランを達成した。今年のシーズンではソフトバンクの千賀投手に次ぐ2人目。長い日本のプロ野球の歴史の中でも81人目(92度目)の快挙である。 2010年のドラフト1位で佛教大…

英国NCSCのセキュリティ実践

英国NCSC(National Cyber Security Center)のDougie Grant氏から話を聞く機会があった。NCSCは英国のサイバーセキュリティの中心的機関(MI6グループ)で、ロンドン市内某所に拠点がある。某所といったのは、実は一度訪問したことがあるのだが大きなビルで…

対戦車兵器

機関銃を黙らせてくれる戦友(カメラード)だった、戦車をはじめとするAFVであったが、歩兵は今度はAFVに追い立てられる羽目に陥った。第二次大戦初頭、歩兵が携行できる対戦車兵器といえばATR(Anti Tank Rifle)くらいしかなかった。日本軍には、…

令和元年「警察白書」(後編)

サイバー攻撃への対処としては、過去においてどのような攻撃があったか、どう対処してどうなったかという事例を集めて分析するのが第一歩となる。その役目を担うのが、警察組織の中では「サイバー攻撃対策室/サイバーフォースセンター」である。この機関で…

平和通り名店街

熱海駅の改札口を出ると、そこは小規模なロータリーになっていて、午後になると旅館からのお迎えのマイクロバスが客待ちをしている。ロータリーの右手の方に進むと熱海の市街地方面だ。熱海港にしても、熱海銀座にしても、市役所やショッピング街にしても、…

令和元年「警察白書」(前編)

サイバーセキュリティなどという陰気なテーマに関わっていると、これまでとは違う人たちとお付き合いすることになる。過去数年で、いずれも元が付くのだが、CIA長官・FBI長官・米海軍司令長官・海上自衛隊艦隊司令長官などにお目にかかっている。先日はオフ…

ワンコインランチ(吉祥寺・一番館)

知った店も無かったし、行列も出来ていたので「LON LON」で昼食を食べることはあきらめてパルコ側へ出て見た。特に何かあてがあったわけではない。確か吉祥寺駅北側には、古いアーケード街のようなものがあったはずだ、程度の記憶である。遠くに富士そばが見…

オープンデータ政策の現状

内閣官房IT総合戦略室から、「日本政府におけるオープンデータ関連の取組」について聞く機会があった。政府や自治体が持っているデータは、デジタルかアナログかを問わず、基本的に公共財である。安全保障に関わるような特殊なものを除いては、あまねく誰で…

吉祥寺「LON LON」

小金井市にある企業を訪問することになって、本当に久しぶりにJR武蔵小金井駅に降り立った。前回降りたのは30年以上前になる。この駅付近にアパートを借りていた友人がいて、よく飲んだし彼のアパートで徹夜でシミュレーションゲームのサイコロを振ったこ…

インドの「プア・ホワイト」

僕自身はインドへ行ったこともなければ、インド人の知り合いもほとんどいない。ただICT業界としては、30年以上前から付き合いのある国のひとつだ。南部バンガロールは早くからICT産業を誘致していて、日本の会社も開発などのアウトソース先として活用してい…

懐かしい店(さっぽろラーメンどさん子)

何度も前を通っている八重洲地下街の「どさん子」、この名前のチェーン店には学生時代からお世話になっている。まだ学部の学生だった頃キャンパスに隣接してこの店があり、学園祭の時に来てくれた高校時代の同級生を誘ってランチに行った記憶もある。 ラーメ…

ベーコンエッグ朝食(なか卯)

この日は朝にちょっとしたミーティングがあり、朝食を摂らないまま東京駅に戻ってきたのが9時半。休日には朝ご飯を食べないでブランチにしてしまうことも少なくないのだが、今日は軽くでもいいから食べておきたい。「いろり庵きらく」で朝そばというのもい…

石狩データセンター

今のようなデジタル社会、インターネット経済の時代にとってはデータセンターは最重要インフラのひとつである。8年前の東日本大震災の時も、主要なデータセンターの停止は無く、被災者への情報提供なども含め立派に役割を果たした。昨年の北海道地震で、北…

北のカレー、南のカレー

昨日大分の麦焼酎「由布岳」をいただいたことを紹介したが、そのほかにもいくつかお土産をいただいている。そのうちの一つが、お客さんの母校という高校の名物だというレトルトのカレー。九州のゆえ、枕崎のカツオを出汁に使っているとパッケージにある。こ…

ボリュームランチ(みよた)

海外出張中に、あわただしく次の週の予定が入ってきた。明日から出張だから現地で何を食べよう、などとノー天気なことを考えていたからバチが当たったのかもしれない。出張の荷物を詰めている時にメールが入り、どうしても電話したいという。 帰国日では間に…

頂き物の麦焼酎

久しぶりに当家にも来客があって、いつもは家内と2人で「呑みの夫婦」をしているだけの食卓に、4人分の料理が並んだ。僕らが住んでいるマンションは、リゾートとして所有している人も多く、全体の1/3ほどしか定住者はいない。中には企業で購入していて、福…

400円ランチの攻防

リンガーハットが餃子をメインにした「350円セット」を発売している。看板メニューの「皿うどん」や「ちゃんぽん」は600円ほどだから、400円を割るメニューにはできなかったので、サイドメニューの餃子を活用したものと思われる。かつては「とくちゃんぽん」…

スーパーバリュー特価

今回の函館旅行は、とても良かった。函館駅に近い新しいコンドミニアムを見つけることができたし、函館の街そのものが変貌しつつある息吹を感じたからだ。今年初めに廃業してしまった「棒二森屋」の店舗のうち、1棟はいろいろなお店が入って営業している。…

SUICAのカバー領域

あまり縁のない東北新幹線に乗る機会があり、久々に新白河駅で降りた。帰路、駅で少し時間があったので、何気なくJRの料金表を見ていた。すると、見慣れない点線枠がある。左の黒磯駅までを囲っている点線には、「ICカード(Suica)首都圏ご利用エリア」…

長田本庄軒の屋台風焼きそば

いつからか記憶がないが、小田原の駅ビルもラスカという名前になっている。この駅は新幹線と東海道線だけでなく小田急線や箱根登山鉄道大雄山線も乗り入れていて、乗り換え客の多いところだ。駅の山側には目立つものは「北条早雲の像」以外にはあまりないが…

ボリュームランチ(どん吉)

休日に、今日は藤沢のBook-offにやってきた。ここはあまり大きな店舗でもなく、決して僕の好きな本がおおいわけでもないのだが、こういう所に限ってたまにびっくりするようなものがあるのが面白い。先日もエド・マクベイン87分署シリーズの中で、ずっと探し…

禁酒日のディナー(五味八珍)

明日から、またヨーロッパに出張することになっている。まだ猛暑の日本とは違い、最高気温が20度あるかなしかのイギリスのカンタベリーというところ。「Brexit」騒ぎで何が起きているかさっぱりわからないのだが、好きな英国の混乱を目の当たりにするのはつ…

戦車の市街戦投入

戦車の単独市街戦投入は、一般的に愚策である。まず、市街地では機動が限定される。道路は比較的整備されているものの、見通しが効かず速力を上げることができない。もともと戦車の視界は制限されているし、車長などがハッチを開けて身を乗り出せば、銃撃を…

インド太平洋・・・アフリカへの道

先月末、第七回アフリカ開発会議(TICAD7)が開催された。アフリカ諸国への開発援助を促進するための旗頭のような会議で、3年に一度開催されるようだ。通常は日本で開催され、今回は横浜が会場になっている。ただ3年前の2016年は初の現地アフリカでの開催…

いよいよ合意なき「Brexit」へ

しぶとい女傑メイ首相も退陣して、後任に選ばれたボリス・ジョンソン元外相。なんとなくミニ・トランプのような風貌で、良く分からない英語をしゃべり周囲を煙に巻いている。先月彼が決定を下したのは、10月中旬まで5週間もの議会の閉鎖である。もともとイ…

景気回復か、底割れか?

今回の函館旅行では、昨年からの微妙な変化が感じられた。観光客は少し減った印象である。まず街中を歩いていて、韓国語は一度も聞かなかった。両国関係の冷え込みを考えれば当然ではある。中国語は、あいかわらずうるさく聞こえる。空港でも駅でも、市電の…

海運業界のデジタル活用

もう10年ほど前の話だが、総務省主催で各業界の「データ活用」を紹介するシンポジウムがあった。そのしばらく前に「ビッグデータ」というバズワードが世界を流れたが、この会に出ていた人たちは「データは多ければいいというものではない。どう使って価値を…

冷たい塩ラーメン「丸八商店」

4回外食と言ったけれど、1回「小いけ」、2回「二番館」。もう一回はどこに行ったかと言うと、現地の定番である塩ラーメンを探していた。一昨年は「ゆうみん」、昨年は「麵屋四代目」で、塩ラーメンを食べた。今年はどうしようかと悩んでいて街を何度か歩…

二振・三球のススメ

先月も長い「甲子園」の戦いを見ていて、高校野球のレベルは年々上がってきているように思った。160kmエースと言われた投手(例:大船渡の佐々木クン)こそ出場しなかったものの、150km/hの速球を投げる選手がいたし、金属バットを自由自在にあやつる打者も…